よくある質問

自分ができる範囲で行うようにするだけで十分です。セラピーとしてのヨガは、体をポーズに合わせるのではなく、ポーズを体に合わせます。つまり、型で抜かれたクッキーのように全ての人が同じ形になることを目指していません。講師がお体に合わせてポーズの軽減法をお伝えします。また、椅子やヨガブロックなどを使うこともあります。

メディカルヨガセラピーは体が柔らかい人の方がポーズが上手だといった捉え方はしません。他人とは比べず、自分の体の声を聴いて無理をしないで気持ち良さを追求することの方が大切です。たとえば下の3つの写真は全て同じポーズを体に合わせて行っています。効果はすべて同じです。

運動習慣で改善が見込まれる方には「適度な運動」を
心や自律神経が不安定になっている方には呼吸を整え「安心」を
通院、治療、働きすぎで疲弊されている方には「休息、回復」を

これらを一人一人のニーズに合わせ、バランスよく組み合わせたものを総称したものがメディカルヨガセラピーです。

【比較】


<一般のヨガ>

  • 健康な人が対象。
  • ヨガのポーズのテクニックを教える。
  • フィットネスを目的としている。
  • ホットヨガなど自律神経への負担が大きい。
  • ポーズありきで外観が重視されがち。
  • 柔軟な人が賞賛されがち。

<メディカルヨガ>

  • 一人一人のその日の体調にヨガを合わせる。ヨガのポーズを利用して体をととのえる方向へ導く。体と心の両面を整える。
  • 予防・回復の視点を持つ。
  • 自分が気持ち良い範囲で動くので柔軟性は関係ない。
  • 自律神経をととのえる。
  • 自己回復力のサポート。

メディカルヨガに限らず、本来ヨガには体をととのえる働きがあり、筋肉の緊張がほぐれ、凝りが解消されやすくなります。その結果、血流が促され、体のすみずみまで酸素が行きわたりやすくなり、疲労感の緩和や、体力を回復することが期待できます。特にメディカルヨガセラピーは、ゆったりと深い呼吸とともに、ゆっくりと動いていきますので体をリラックスさせる副交感神経が優位になります。それによって、ストレスが原因となっている心身の不調や慢性の痛みなどにも効果が期待できるという多くのアメリカでの研究結果が発表され、補完医療として大きな注目をされています。ただしメディカルヨガセラピーは医療ではなく効果は人それぞれであることをご理解の上ご参加ください。

やらないよりやった方がいいですが、「毎日やらなければいけない」と思うことで逆にそれがストレスになってしまっては本末顛倒です。「やりたい時にやればいい」と気軽に考えた方が継続しやすいと思います。クラスでやったポーズで気持ちがいいと思ったものを、一つ二つ毎日テレビを見ながらでも行えば、少しずつ体に変化を感じるようになるでしょう。

特にありません。現在ご参加いただいている方は60代~70代の方が多いですが、50代、80代の方もいらっしゃいます。健康寿命がみんな違うように、健康年齢も皆さん違います。80代のような50代の方もいれば50代、40代のような80代の方もいらっしゃいます。他人と比べず自身の体に耳を傾けながら行いますので、気持ちよくストレッチをしたい方なら、年齢に関係なくご参加いただけます。年齢はただの数字です!(笑)

はい。その場合には椅子を使って行うこともできます。

よくなると断言することは勿論できませんが、ボストン大学医学部およびボストン医療センターの研究チームが軽度から中等度の慢性腰痛患者を対象とした最近の研究では、「身体に合わせたヨガのポーズであれば、痛みを軽減し、歩行や移動の能力を向上させる可能性が示唆される。」としています。現在、ご参加されている方で膝、腰、肩の痛みが改善したとおっしゃられている方はいらっしゃいます。

 

直接のダイエット効果はありませんが、続けることによって、関節の可動域(動く範囲)が広がってきたり、痛みが和らいでくると、動ける体になってきますので、相乗効果で体重が落ちることはあるかもしれません。また呼吸に意識を向けながら深目の呼吸をしていきますので、それによって代謝が上がってエネルギーが燃えやすい体になる方もいらっしゃいます。またマインドフルネスを通じて体への気づきが増しますので、必要以上に食べるということが減る方もいらっしゃいます。

アメリカのハーバード・メディカルスクールで発行されている、ヨガのガイドブックで紹介されているものに以下のようなものがあります。

関節炎の緩和。腰痛の緩和。ストレスの減少。バランス、柔軟性、体力、運動神経の向上。心臓疾患リスクの減少。骨粗しょう症や多発性硬化症、過敏性腸症候群の緩和。血管の柔軟性の69%の改善。体内の病気と戦う抗酸化物質レベルの上昇。喜びを感じる部分の脳を活性化させストレスに関連する感情を和らげる。糖尿病。うつ、不安、ストレスを減らし、気力を高める。バランス感覚がよくなり転倒リスクを減らす。アルツハイマーの発症を遅らせる。

メディカルヨガセラピーでは、どれだけ体が柔軟かということを健康の指標とはしません。人の骨格やプロポーション(四肢と体の比率)は、みんな違います。それらの違いによって、一生、床にべたっと開脚できない人もたくさんいます。床にべたっと開脚して前屈できることは人生にとって、どれほど大切でしょうか?それよりも、自分自身の最も最適な状態に体をととのえていくことの方が、ずっと大切です。

また、体が柔らかい人というのは生まれつきの方も多いです。そのような方は、むしろ筋肉を使わないでヨガをしてしまうので、過伸展という曲がり過ぎる状態になり体を傷めてしまう方も結構たくさんいらっしゃいます。そのような方の場合は、メディカルヨガセラピーでは、その方の可動域(動かせる範囲)の一歩手前で止めていただいて、筋肉を使うことを覚える指導を行っております。

人数が多くなった場合には、クラスを増やしたり、より収容人数の大きな部屋で行うことも考慮いたしますので、お気軽にお尋ねください。

はい、スタジオに無料貸し出しのものがございます。

お手持ちのTシャツやジャージなど楽で動きやすい服装(締め付けのないものが適しています)。普通の軽い体操やウォーキングをするような恰好で大丈夫です。フェイスタオルを一枚ご用意ください。

膝が痛い方のために椅子を用意してありますので、問題なくご参加いただけます。

できる限り裸足で行っていただきたいのですが、無理な方は、なるべく滑り止めのついた五本指のソックスを履いていただけると滑りにくく、ヨガを行いやすいです。

申し訳ございませんが、現時点は月曜日の11時スタートのクラス、もしくは12時半スタートのクラスのみとなっております。

もしグループレッスンのご要望があれば、お問い合わせください。

はい。ヨガセラピストはヨガのポーズをお体に合わせていくためにアメリカで最も有名な国際ヨガセラピスト協会にて1000時間のトレーニングを積んでおりますので、できる方法、できることを見つけてお体をととのえていきます。

宗教とは一切関係ありません。メディカルヨガセラピーは、アメリカで健康効果があると科学的な実証されたヨガの手法を採用しています。

スタジオへの行き方

北浦和駅より徒歩1分のスタジオ

JR北浦和駅西口より徒歩1分

  1. 北浦和駅改札を出て左側へ進む(西口)。突き当り右側の階段を降りる。
  2. 「埼玉りそな銀行」沿いを進む。大きな道路の信号に出る手前の左側のトンボビル6F
  3. (1Fは「トンボ歯科医院」さん、3Fは「アウラ学童」さんです。)